今年のチャレンジ

昨年は思い切って転職をした。住む世界は狭くなったが、判断することが多く、見えなかった世界が一気に見えた気がした。

今年のチャレンジは、会社に寄りかからず自立すること。副業OKの会社であるため、これまでも人事労務関係の困りごとの相談を細々と受けてきた。「細々」でしかなかったのは時間効率が非常に悪いからだ。普段接していないことに関してコンサルティングを行うには膨大な下調べが必要になるが、それを行わずに相手に役に立たない正論を言い放つ人間にはなりたくない。しかし調べると関心はどんどん深まり調べつくしてしまう。その時間投資に対して得られる報酬は当然見合うものではなくなっている。むしろ調査費を考えれば無報酬に近い。

しかしそこから得られる好奇心は私の社会人人生を豊かなものにしてくれていることに気が付いた。人の広がりも増え、あるコンサルティング会社はユーザーの視点で話を聞きたいと連絡をくれるようにもなった。私は社内に役立てられるのであればそれでよいと思った。自分の知識と経験を使って社会に役立てること。これが今年の私の抱負であり、チャレンジである。