会社の意思決定のスピードを上げる方法

仕事の全体像を掌握するためには報連相やテーマ毎のMeetingが欠かせないが、実際にやろうとすると情報量が多すぎて目が曇る状況に陥ったり、不必要な話を最後まで話を聞かないといけない状態に遭遇したりする。そこでいま私が実践しているのがリモートマネジメントである。

 

リモートマネジメントはその名の通り、すべてのメンバーがばらばらに働くことを前提とした管理手法だ。それぞれ何をしているかは全員が確認できるスプレッドシート等に入力してもらうだけ。あとは週に一日行うメンバー全員でのMeetingで何が起こっているかわからない場合だけ聞けばよい。これによりMeetingにかける時間はおおよそ75%削減でき、付加価値のより高い仕事に時間をかけることができるようになった。肝はメンバー個々人の主体性をどう引き出すかにある。そうすればそれほど詳細に管理しなくても仕事の進捗と今後のリスクはわかる。

 

これによって私はどこでも仕事ができるようになった。この自由さをより多く人に知ってほしいと思って話したことがあるが、どうも上手くいかずに半信半疑の人が多い。そこは企業文化にもよることが多いようだ。残念だが、そのような会社はかける労力の割にはトップスピードが上がらないと思われる。