健康・仕事・家庭・介護

日系企業の駐在員と米国子会社のマネジメント職ではどちらがストレスが高いかと最近よく聞かれるが、間違いなく後者である。駐在員で語学ができると言っても所詮は日常会話の沿線上である。外資系企業で米国本社を英語で説得して動かさなければいけない英語のレベルは必要とされない。その差は存在価値として年収の差にも表れているが、それでもストレスに負けて退職する人が後を絶たない。

ミドルクライシスが叫ばれて久しい。先日はある精神科医との会話で以下の4項目を整理するとよいと言われた。ネットで検索すると、どうやらこれは世間の共有認識であるらしい。

  1. 健康
    検診などを受けて健康管理ができているかどうかの確認をする。自分だけでなく、家族の健康状態も把握する。
  2. 仕事
    今の仕事の状況や人間関係、何がストレスなのかを把握する。スキルアップの計画や定年までのビジョンを考える
  3. 家庭
    夫婦間の問題を把握する、子どもの教育や将来について考える、ローンなど家計の見直し、老後の資金計画など。
  4. 介護
    両親の介護や、両親が亡くなったあとの問題などを把握する。