ふいに訪れた幸せ

多忙によるすれ違いの生活で、医師の彼女とは距離ができて別れることになった。役に立てるようであればいつでも連絡してほしいと最後まで言う彼女は本当に素晴らしい人物だ。感謝の気持ちは今でも消えない。

 

心にぽかんと穴が開いて放心状態になっている私をある女性が支えてくれるようになった。知人の娘さんで昔から知る仲であり、19歳年下の才色兼備だ。彼女の母親は理解を示したようだが、父親にはまだ言えないということだった。

 

それを聞いて、私は私で申し訳ない気持ちになっている。