無我夢中に

今振り返るともう一歩でうつ病になっていたかもしれないこの1月にたくさんの不幸は重なった。少しの間の休みを経て、ようやく文章が読み込める程度に復活したが、それでも全盛期の7割程度の業務遂行能力だろう。今の会社には退職したい旨を告げたが、そもそも後任も育っていないので会社も縦に首を振らない。

そんな状況を見破ってか、会社の同僚から飲み誘われて話しているうちに、何か自分に打ち込む何かが今の仕事にはないことを悟ってしまった。外資系特有のコンテスト方式で生き残りをかけるよりも、直接人の役に立つ仕事に就きたいと感じた。

それが何であるか自分にはわかっている。わかってはいるが大きな犠牲も覚悟しなければならないので、今は少し考えあぐねている。