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中年クライシスとクライシス中年

年齢等の属人情報で考えることのない外資系企業では実力が処遇に直結する。それをよいことだと思えるのは未来のある若手社員で、怖れるのは中年社員である。特に四十歳後半にはラーニングカーブも伸び悩み、自分の未来を案じることになる。それでも会社に残る中年社員の中には問題社員も多い。

最近私はこの中年社員の中でも自己認識が弱いタイプに仕事を掻き乱されている。まずやる気が空回りして自分のレベルが高くないことに気付かず、それでいて周囲に影響を与えたがっている。今日は若手に自分が感銘した本を読ませようとしていたのを発見した。若手も迷惑だが感想を聞かれるので読まざるを得ない。要するに仕事で価値は出せないから、人材育成に目が向くのである。しかし私はこういう手合いには非常に厳しく出ることにしている。チームワークをスケールさせるにはノイズと時間泥棒の管理に非常に敏感になる必要があるからである。

勝手な広域会議の招集を行なっていたのを発見し、今日ついに私はメールで彼に軽い警告を発した。受信確認はあったが彼からは返信がなく、不満に思っていることは間違いがない。こういうストレスフルな職場生活が当面は続こうとしている。中年クライシスというよりクライシス中年に少しの間翻弄されることを覚悟しなくてはならない。