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なぜ婚活女子を敬遠するのか

職場の女性陣には妙齢の女性が多い。彼女らはMBAホルダーで英語でも雄弁である。同い年でこうした同期がいると否が応でも気にせざるをえない、そんな才女たちだ。

 

そのうちの一人が婚活を始めるという。はじめは職場でのたわいのない話のレベルだったが、論点が明確になるにつれ政治論争のように収拾がつかなくなり、場所をバーに変えて徹底的にディスカッションしていた。

 

主張の一つは、婚活に来るような男はそれなりで要するに魅力はなく、第一線で働く女性としての尊厳に耐えられないというもので、もう一つは友人が次々と結婚する中で取り残されるのもさみしいのでそこそこの男と結婚する、というものであった。主義主張の違いなので相手を言い負かすことはできないが、酒の勢いでどんどん語気は強まっていった。

 

だから男が逃げて行くんじゃないの。


そう横から言った瞬間に彼女たちから刺さるような視線を浴びたのは言うまでもないが、本当にそう思ったので仕方がなかった。彼女らは間違いなく獲物を狙うハンターであった。主張の違いはあっても、男を値踏みする思考がどこかにある。本当に怖い。


ゆえに恋に盲目なうちに結婚するのも悪くはないと思った。少なくともロマンスはあったのだから。