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変わる食文化から受ける生活の影響

結婚が減少した背景には、いつでも気軽に食事が摂れる外食産業やコンビニの発展があったと思う。これらがない昭和では定食屋と言ってもいまほど気軽ではないので、家に帰らなくてはならなかったはずだ。


コンビニ食の台頭は便利になっただけではなく、長時間労働も可能になった。机で食事をすれば集中力を継続して働くこともできる。こうして食文化は時代の要請に応え続けて進化し、平日の家庭料理など世のお父さんには無縁なものとなった。


しかし超便利になった外食文化は、勤める人に砂糖と油にまみれた食事を提供し続け、普通の人でもメタボや骨粗鬆症、更には若年層のガンなどの生活習慣病をもたらすことになった。油で揚げたティッシュペーパーを街頭で試食してもらったところ、美味しいという人も現れたとの話題になったほどだ。


それほど私たちは味オンチになり、砂糖と油を好むようになった。この状況がよいわけではないことは誰にも明らかだが、流れを止める方法は見当たらない。早く家に帰って、まともな生活をすることが大事なのは言うまでもないが、いまの私には容易ではない。