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職場で生き残りをかけて

職場では何度も言っているが、外国企業が日本に支社を開く理由は投資に見合ったリターンが見込めるからで、無くなればクローズということになる。この場合のリターンとは利益だけでなく、高い研究開発力や生産性のようなものも含む。そこに情緒的なものは含まれない。


だから優秀な社員には惜しみない職場環境が提供され高い給料も支給されるが、それは生き残っている人たちに対してである。成果の改善が望めない人に対しては行動改善計画が実行され、それでも復活できない場合は会社を去ることになる。私の職場でも一人対象者が発生してしまいそうだ。


彼女は米国の某有名大学院でMBAを取得して、最初は順調であった。10年を超す外国暮らしで英語はほぼネイティヴである。しかし彼女には人間関係のストレスに対する耐性が低いという弱点があった。ダイバーシティは多様な議論から生まれるという社風のため、曖昧な論述は間髪入れず突かれてしまう。外資系で継続的に成果を出すにはストレスを徹底的に管理する必要があるのだ。


いま彼女は米国で静養していて、今週から職場復帰する。彼女にとっても私にとってもストレスフルな状況が待っている。